記事の詳細

1、 女性ですか?男性ですか?

女性

2、現在の年齢はおいくつですか?

45歳です。

3、結婚したのは何歳ですか?

22歳のときです。

4、お子さんは何人いましたか?

1人

5、結婚して何年目に離婚しましたか?

21年目です。

6、 離婚の一番の原因は何でしたか?

相手の酒癖の悪さです

7、 どのような離婚形態でしたか?

協議離婚

8、 弁護士さんなど、法律の専門家に相談しましたか?

相談はしませんでした。

9、 あなたの離婚体験談をお願いします。

離婚というものは結婚よりも思った以上のパワーを必要とするものでした。
たとえ相手有責だとしても、おつきあいの期間が4年あり、その間会わない日はほとんどなく愛を育み、そして結婚生活は21年で、計25年もの間苦楽を共に過ごしたのですから、その間に生まれた情というものが邪魔をするのです。
私がいないとこの人はだめなんだろうな……
けれど、冷めてる自分の気持ちを優先させたい……
この矛盾が苦しめるのでした。
結局、私は離婚を口に出しました。
幸い、子供は早くに自立し結婚をしたので私がいなくなることで不具合が生じることは何もないと思えたからです。
離婚の言葉を聞いた元夫は、鳩が豆鉄砲食らったような顔をしました。
なぜ、そんなことを言われるのか全く検討がつかず、理解不能だったようです。
結婚式では神父様の前で「病める時も元気な時も、共に愛することを誓います」と誓い、決して破ること、破られることのない誓いを胸に20年以上寄り添った縁を、すっぱり切ろうとするなんて、とんでもないことをする人間だと、元夫は言いました。
それから、最大のうらぎり行為だとも言われました。
クリスチャンの元夫には離婚はありえないことだからです。
私は、なぜ離婚をしたいかを、とくとくと説明しました。
・何度言ってもお酒を控えるどころかますます量が増えている
・そのお酒のせいで、私は性的奴隷のようだった
・そのことはさんざん伝えているのに一向に治らない
・私は寝つきが悪いから、寝ている時に電気を点けられるとそれだけでもう寝ることができなくなるって何度も伝えているのにも関わらず電気を点ける。ちゃんと寝るために部屋を別にしてるのに意味がないとこれも何度も何度も言っている
・おかげで今では夜が怖くて仕方ない。また電気点けられる。お酒入ったまま無理に抱こうとする。そう考えると本当に本当に怖くてまともに寝ることができなくなった

などなど、元夫の酒癖の悪さを並べ、そのせいで私の精神に支障をきたしていると告げました。
治療にかかった領収書を何枚か見せ、私はこれ以上壊れたくないと言うと、元夫はうなだれました。
本当は、もっともっとだめなところがありました。
経済DVだったり、家庭を顧みないところなど。
経済DVも何度も足りない旨伝え、私のきょうだいからも言ってもらったり元義母からもその金額じゃ生活は無理だと言ってもらいましたがその時だけ増やして、翌月からは元に戻るのを繰り返したので催促が面倒になり、外にパートに出るようにして補完することにしました。
顧みないところは、我が家は母子家庭なんだと思うようにして乗り越えました。
その後、お酒の入っていない状態で話し合いを持ちました。
ここでかなりの労力を使うのです。酒癖を治す治さないの問答だったり、お互いの言い分から落とし所を探ったり、納得の行く状態に持って行くのが本当に大変で面倒でした。
何度目かの話し合いで私の気持ちが傾くことがないとわかったようで、ようやく離婚届けを書いてくれました。
お酒を呑まなければいい人、というのは、お酒を呑むからだめな人と取れると友達から言われました。
友達も離婚経験者なので、なんとも感慨深いコメントでした。

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