記事の詳細

1、 女性ですか?男性ですか?

男性

2、現在の年齢はおいくつですか?

41歳です。

3、結婚したのは何歳ですか?

39歳のときです。

4、お子さんは何人いましたか?

2人いました。

5、結婚して何年目に離婚しましたか?

8年目です。

6、 離婚の一番の原因は何でしたか?

子育てについての考え方の不一致

7、 どのような離婚形態でしたか?

協議離婚

8、 弁護士さんなど、法律の専門家に相談しましたか?

自分は相談をしなかったが、妻は弁護士へ相談していた

9、 あなたの離婚体験談をお願いします。

 子どもが小学校へあがるまではトラブルは何もなかった。
少なくとも表面上は。

子どもが小学校へ入学すると、それまでのいわゆる「ママ友」という交流ではなく、
PTAという子どもを起点とした親同士の付き合いへ変化した。
妻いわく、ママ友は一緒に子育てをする仲間だったが、PTAはくだらない優越感や世間体など親のエゴがつまっていたそうだ。
自然と妻のストレスが増えていった。

 
私と妻は徐々に子育てについて考えが離れていったが、遠因としてPTAの存在があったと考えている。
ストレスだけではなく、妻の考えに他の父母たちの考え方が影響してきたからだと思う。
同じ年頃の子どもをもつ親同士、良くも悪くも共感できる部分はあったのだろう。
元々、夫婦間で教育方針に少しの差はあった。
これはお互いが育ってきた環境の差が大きいと思う。
こういった事柄から、いつの間にか教育方針には大きな隔たりが生じた。
それを発端として、全く関係のない今までは潜在的だったお互いに対する不満までもが吹き出し、夫婦仲は日に日に悪くなっていった。

「離婚は伝染する」と言った人がいた。
いわく、離婚経験者は無意識のうちに劣等感を持つ事を拒絶しまたは自分の離婚を正当化したいがために、
「離婚して良かった」と主張するという。
夫婦不仲で悩んでいる人を見つけては自分の仲間を増やして安心したい。
その結果、伝染するかのように離婚者は増えていく。
そんな話だ。
その時は鼻で笑ったものだが、自分たち夫婦でも実際に起こると信じてしまう。
PTAの中に、やたらと自己主張や発言力が強いシングルマザーがいたのだ。
妻はそのシングルマザーに夫婦仲を相談したのだった。
あっけないほどに妻へ伝染した。

 

離婚届に捺印をする寸前、私は後悔をしないために無駄を承知で最後の話し合いをした。
教育方針の差が発端の離婚だが、互いの教育方針のうち子どもに及ぼす悪影響と離婚による悪影響と、どちらが大きいか?
妻の主張はよくわからなかったが、教育方針や悪影響がどうこうというよりも、
「夫婦でいるのが厭になった」ということだった。
私からすれば感情論だが、妻にとってはそうではなかったらしい。

 

親権は妻がもち、養育費は私が支払うことになった。
仕事と育児の両立は難しいため親権や子どもの養育費は仕方がなく、異論も出せなかった。
ただ、妻の感情論が離婚の大きな要因になったと思っているので、妻の生活費まで支払うのは正直腹立たしかった。
しかし子どものためを考えれば仕方ないと思った。

 

離婚してみてわかったのは、離婚するためのエネルギーはかなりのものが必要だった。
辛く感じたのには、これが何かを作るためではなく壊すためのマイナスのエネルギーだからだろうか。
離婚が済み、一ヶ月ほどはガス欠状態だったが、それを過ぎたら気軽さや自由さを感じた。
ただこれは一過性のもので、しばらくすれば寂寥感を持たざるを得ないだろう。
それは歳を経るとだんだん強く大きくなっていくと思う。

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