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専業主婦である私が、夫との離婚を決意したのは今からおおよそ7年前です。
当時私は、日常的とまでは行きませんが、夫が時折振るう暴力に悩まされていたのです。

世間で言ういわゆる「DV」は、それこそ毎日のように行われるような印象がありますが、
私の場合は月に2回程度の頻度で、世間から見てもそれほど苛烈では無いと判断出来ます。
しかし、DVを振るわれる側はたった1回でも鮮烈に記憶に残るのです。
殴り掛かろうとする夫の顔、殴られた後の痛み、その後のやるせなさなど、一生忘れる事は無いのです。
よって私は、まもなく離婚を決意し夫に突きつけました。当然夫は確実に私に手を出してくる事が分かっていたので、
離婚を拒否してひとしきり私を殴りその場から夫が去った後、私はデジカメで殴られた自分の顔を撮影しておいたのです。
私はそれを持って、近くの弁護士事務所へ相談に行きました。

私はつい、殴られた写真さえあれば証拠になるのかと思ったのですが、
弁護士曰く「この傷が殴られた痕のものであるという、明確な診断書があった方が良い。」と話しを受け、
相談が終わったあとにすぐさま近くの整形外科に向かったのです。
厳密に言えば、写真だけでも証拠になると言えばなるのですが、それを裏付ける為の証拠があればなお良いとの事です。
その後私は夫に、写真と診断書を証拠として調停にすると言い放ちました。
ちなみに夫は、このような状況で法廷へ出向く事により、自分が不利になる職業に就いています。
私の「調停」という言葉に、傍目から見てもかなり焦っているのが伺えたのが良い証拠です。
その日以降も、2回程弁護士事務所に訪れました。
夫が調停を避けたいが為に協議離婚を選択した場合は、
離婚の条件で私が有利に事を運べるので、その為に何をどの程度請求するべきかを色々教えていただきました。
結局その4日後、弁護士の予想通り夫は調停を避けたいらしく、
協議離婚を選択してきたので私はそれをいい事に相場より多い慰謝料をいただきました。
ちなみに、弁護士に関連する費用は相談料だけです。

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