記事の詳細

考えているつもりでも、何も考えていなかったんだと思います。
弁護士から「何を要求するのか決めて下さい」と言われて頭が真っ白になりました。

結婚して3年。
妻が浮気をしていました。
まさかと思いながらも妻の行動を調べてみると、意外なほどあっさりと不倫相手とラブホテルへ入って行くのを目撃してしまいました。
その時はただ唖然として何もできませんでしたが、それ以降は意外なほど冷静に写真を撮りました。

弁護士事務所へ相談をしました。
弁護士は証拠写真を見ると、頷きながら
「はっきり映ってますし、複数回に渡る不貞行為の証拠になりますね」と言いました。
やったと思いました。
そして弁護士から「何を要求しますか?」と聞かれました。
意味が分からずにきょとんとしてしまいました。
弁護士は小首を傾げてまゆ毛を上げ、ゆっくりと説明を始めました。
その説明を要約すると、3つのパターンがあるとのことです。

1.離婚の上で妻とその浮気相手へ慰謝料請求
2.離婚しないで浮気相手へ慰謝料請求
3.浮気をやめさせる

こんなにパターンがあるとは全く考えていなかったので頭が真っ白になりました。
浮気をした妻は許せないとは思いましたが、
私の中では「許せない」イコール「離婚」と直結はしていなかったのです。
だから「離婚の上」という前提の1は私には少しだけ抵抗がありました。

離婚せずに妻と浮気相手へ慰謝料請求できないかと聞くと、普通は離婚しないなら妻からの慰謝料は発生しないそうです。
離婚しないくらい妻への愛情が強ければ、浮気の証拠を突きつけてやめさせればいいのでしょう。
浮気さえしなければ妻に不満はないのですから。
浮気相手には腹いせに慰謝料請求くらいしてやってもいいと思いますが。
でも離婚しないでその後も夫婦生活を過ごすにしてもしこりは残りそうに感じますし、
そこまで妻に対して想いがあるのかというと自分でも分かりません。

結局、3つのパターンのどれかを選べませんでした。
私が応えられずにいると、
弁護士には「何を要求するか決まったら連絡してください」と相談を締められてしまいました。
確かに仕方がないと思いました。

関連記事

債務整理のことならここ!

離婚相談ならここ!

探偵をお探しならここ!

総合案内所

ページ上部へ戻る