DV

離婚5


DVって?

親密な関係にあるパートナーからの暴力や
婚姻関係だけでなく同居人や恋人などを含む家庭内暴力のことをいいます。
DVをしている人の多くは、暴力行為が終わった後に
普段の姿あるいはそれ以上に優しくなってそのことについて謝ってくる人が多いです。
多くの人がその優しい面だけを信じ別れられないでいます。暴力行為以外は優しくていい人でもDVは犯罪です。
またDVというと男性が加害者のイメージがつよいかもしれませんが、もちろん逆の場合もあります。

 

身体的な暴力を受けていないからとDVをされていることに気付かない人もいるかもしれませんが、DVの形は身体的なものだけではないのです。
一見自分ではDVではないと思ってしまいそうな事柄もDVである可能性が高かったりします。
例えば・・以下のような事柄もすべてDVです。

・経済的暴力
生活費を渡さない
仕事の制限
無計画な買い物、借金の繰り返し
遊興費の制限など金銭的な自由をあたえない
家のお金を許可なく持ち出す

・社会的隔離
電話や手紙などの相手、頻度を制限
外出の制限
近親者を実家や友人から隔離
人間関係の制限
行動を監視

・身体的虐待
殴る、蹴る、ものをなげるなど物理的な暴力行為
掃除や洗濯を怠るなど衛生を省みない
粗末な食事、不健康な食事が頻繁
食事の制限・与えない
必要な冷暖房・衣服を差し控える
必要な医療を差し引かえる

・心理的虐待
行動の監視
電話やメールなどの通信履歴のチェック
精神的負担となる行為を意図的に繰り返す
無能・役立たずと蔑む
他人の前で欠点をあげつらう
無視
脅し
恥をかかせる
インターネット上で名誉を汚す書き込みや画像の掲載
子ども、身内、ペットを殺すなど脅したり自殺をほのめかす
恫喝したり日常的に罵る
他の種類の虐待を臭わせ相手をコントロールする

・性的虐待
過度な嫉妬
性的必要を省みない・強要する
恥辱的、不道徳な行為の強要
性的能力などについて侮辱
避妊に協力しない
妊娠中絶をさせない

 

DVの特徴として暴力行為の合間に見せる僅かな「見せかけの優しさ」による
被害者の、加害者に対する信頼が再生産されてしまうことがあげられます。
これがDV関係を修復・強化してしまうのです。

そのためDVに悩む人は
「私のせいでこうなった」
「私が受け入れないといけない・・」など他者肯定自己否定の人が多いようです。
暴力行為の後にいつも以上に優しい相手の姿を見てしまうと、離れたくなくなってしまうのです。

 

また子どもへの悪影響ももちろんあります。
DVの光景を目の当たりにした子どもが将来DVの加害者や被害者になってしまうケースがあるようですし、
大好きな両親が目の前で暴力行為をしたりされたりしていたら心に大きな傷が残るでしょう。

 

 

まずは身を守ることが最優先です!
身体的な暴力だけでなく精神的なものも含めてDVを受けている場合にはとにかく実家など安全な場所に逃げましょう。
DV行為をする人は外では人付き合いもよく家庭と社会で別人のような二面性があり、
自分で誰かに伝えない限り自然には気づかれないことがほとんどです。
DVを受けている7割の人が人に相談しないというデータがあるようですが、
とりあえず1人で悩まず親族や友人などに一刻も早く相談し避難させてもらいましょう!

カタチはどうであれ命にかかわる暴力=DVです。

普段はかるい怪我や心の傷ですんでいたものもいつどうなるかわかりません。
命にかかわるようなことが起こってしまう前に逃げましょう。
実家や友人の家などで長期ではいづらい場合シェルターで一時保護もしてくれます。

 

それから離婚の話し合いをはじめても遅くありません。
DVをしている人に2人きりで離婚の話を持ち出すことは危険です。
そのことに機嫌がわるくなりさらなる暴力が起きてしまう可能性大です!
後々第三者を交えて話しあったほうが安全ですしDVが原因の場合、
相手が離婚に応じないことが多いかもしれませんので調停や裁判になることを頭においておきましょう。
DVなど家庭内暴力を受けている場合、
相手に断りなく家を出ても後の裁判などで不利になることはありませんので安心してくださいね。

 

それから裁判などになることを考えて、証拠があるといいですね。

たとえば・・
・傷痕の写真
・散乱した部屋の写真
・脅しのメール
・電話や会話の録音など

日記をつけておくのもいいと思います!

証拠を忘れたからと言って1人で相手がいる家にもどってはいけません。
相手が外出している時間(仕事の時間)などに第三者に付き添ってもらいましょう。
なによりも安全第一です!!

 

 

 

 

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