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所詮幻想は幻想に過ぎないということを学びました。
1、 女性ですか?男性ですか?
男性
2、現在の年齢はおいくつですか?
54歳です。
3、結婚したのは何歳ですか?
33歳のときです。
4、お子さんは何人いますか?
2人います。
5、結婚して何年目ですか?
21年目です。
6、 離婚をしたいと思う一番の理由は何ですか?
共働きなのですが、家事も教育も一切しないで、仕事から帰ると何もしないでゴロゴロしている姿に腹が立ち、我慢が限界だからです。
7、 離婚を決意したら、弁護士さんなど、法律の専門家に相談しようと思いますか?
二人の共有名義で家と土地を買い求めましたし、子供の養育についても心配ですので、法律の専門家に相談してすっきりしたいです。
8、 あなたの離婚についての考えをお願いします。
恥ずかしながら、妻とは21年前、激しい恋に落ち、結果として結婚しました。
2人で結婚生活を過ごしているうちは、誰もがうらやむばかりにラブラブで、
街に買い物に出かけても、腕を組んでいたものでした。
ところが16年前に子供が生まれてから、生活が何もかも一変しました。
何事も子供中心の中で、ローンを払うには共働きするしか選択の余地はなく、
子供を保育所に預けながらの綱渡りの生活を過ごしてきました。
それでも妻は忙しい中でも、精一杯妻としての役割を任じ、充実した子育て生活を過ごしていました。
子供が保育所を卒業し、小学校も高学年ともなると、病気にもかからなくなるし、
子供二人で留守番もできるようになり、手がかからなくなってきました。
妻は几帳面な性格で、掃除洗濯料理など家事全般をやりつつ、仕事もこなすという理想の妻でした。
ところが、子供の手がかからなくなると、次第に家に帰ってきても、家事をやらなくなってきました。
私も仕事で疲れているんだなと思い、できるだけ妻が負担に思わないようにと、家事を分担しました。
私も共働きの片割れとして、風呂掃除、ふとん敷き、食事の後片付け、料理の手伝いなど家事をしてきました。
ところが、妻は、帰宅するとすぐにスエットに着替え、ソファーに横になるとテレビを見たまま動こうともしないのです。
私の役割以外に、さらに夕食の準備、子供の習い事の送り迎え、勉強の付き添い、
掃除、洗濯を一人でこなすのは、大変な重労働です。
でも妻は私が悲鳴を上げて、必死に家事全般をこなしているのを横目で見つつも、
何にもしないで、低俗な番組を見て笑い転げているのです。
それがだんだんと許せなくなってきました。だんだんとイライラが募って、
言葉じりが強くなったり、怒りっぽくなったりしました。
そして、時折大喧嘩に発展してしまいます。
それでも妻を愛してここまで暮らしてきたし、これからもずっとという幻想を抱いてきました。
しかし、所詮幻想は幻想に過ぎないということを学びました。
いくら言っても変わらないものは、変わらないのです。
そうやって、心は妻とは完全に離れてしまいました。もう顔も姿も見たくありません。
早く別れて子供2人と3人で暮らしたいです。