私は20代で結婚をしましたが、だんだんと性格の不一致や生活をともにするうえで
どうしても乗り越えられない問題がでてきてしまい、30代のはじめになって離婚を意識するようになりました。
20代や30代だと、まだ若くて大きな結婚と離婚という決断をしなければならないのはとても大変でしたが、
だからこそ信頼できる専門家の先生にお世話になりたいと思いました。

わたしが法律事務所を選ぶうえで大事にしたのは、やはりまだまだこの先の人生が長いので、
この離婚を機に、また社会復帰して人生をやりなおす道しるべをつけてくれるような弁護士の先生でした。
ですので、離婚に関して経験や実績の豊富な女性の弁護士さんをえらびました。
ある意味、母のようにして接してくださって、とても親身にしてくださいました。
わたしが離婚を考え出したきっかけは、夫の浮気もその一つの原因だったのですが、
最初は、逆に離婚なんてしてやるものかというような思考に陥っていたこともありました。
結局、一生養ってもらえればそれでいいかと思っていたのです。
でも、旦那のほうに原因があったとしても、
いつか離婚が認められてしまうという可能性もあるということを知らされました。

それまでは、そんなことも知らずにずっと妻でいてやるなんていうことを思っていたもので、
とてもショックをうけましたが、こういったことは知らなかったでは後で自分が損をするだけなのですよね。
今回、女性弁護士の方にいろいろとお話を聞くうえで、わたしも自分自身の人生のために離婚をしようという決心を固めていくことができました。
今までは、法律的なことなど無知だったので、弁護士の先生とお話をしていくうえで、知らないことばかりでしたが、
わかりやすく日本の離婚に関する法制度も教えてもらえ、同時に女性には不利なことばかりなんだなあということも思い知らされた感じでした。
だからこそ、これからの人生は自分の足でしっかりと立って、強く生きていきたいとおもえました。