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お互いに行き違いの日々
1、 女性ですか?男性ですか?
男性
2、現在の年齢はおいくつですか?
53歳です。
3、結婚したのは何歳ですか?
31歳のときです。
4、お子さんは何人いますか?
2人います。
5、結婚して何年目ですか?
21年目です。
6、 離婚をしたいと思う一番の理由は何ですか?
数年前に「心の病」で職を「自主退職」しました。それ以降、収入は小学校教師の妻に任せ、「専業主夫」として生活しています。
実家には母が一人で暮らしています。
最近になって妻との生活がちぐはぐになり、一緒に食事をすることも、一緒に寝ることもトづコカへ一緒に出かけることもなくなりました。そして、なにかあった時のお互いの言葉は、とげとげしくなりつつあります。
将来的にもう「自分が仕事をしない」というのであれば、一人住まいでもして、勝手気ままに干渉されずに生きていきたいと今は思っているのが「離婚」を考えている一番の理由です。とりあえず、今までためてきた貯金と実家があれば、何とかなるのではないかと思っています。
7、 離婚を決意したら、弁護士さんなど、法律の専門家に相談しようと思いますか?
思っていません。話し合って、納得いくようにしたいと思っています。別に何か約束事を決めたいとも思っていません。
8、 あなたの離婚についての考えをお願いします。
一人になれば、自分の思った通りの生活ができます。今のままでは、一日中ほとんど一人なのですが、生活に関してはあれこれ妻からも「こうしてほしい」という事を言われます。思い切って一人になっても、「貯金を切り崩しながらの生活」という状況は変わりません。それならば、自分の思ったように生きてみたいと今は思っています。
ただ、今は上にも書いたように、もうすぐ受験を控えている娘がいます。上の娘も今は「就活」と単位の取得であわただしそうです。
自分の気持ちだけでさっさと家から出てしまい、後の事はすべてお任せにしてしまうというのも、どうもすっきりとはしません。やはり、とりあえずき上の娘が就職先が決まって独り立ちができるようになり、下の娘の大学が決まって、アルバイトをしながらでも生活していけるようになるまでは、「いってらっしゃい」「お帰り、ご飯できてるよ」という家でありたいとは思っています。
ただ、妻とは何かとぶつかることが多く、妻の一言一言が自分の心を波立たせてしまい、思わずこっちも厳しい言葉をかけてしまったり、まったく黙り込んでしまって、話もせずに何週間も過ごしているという日々が続いています。そんな中、妻の仕事はより忙しくなり、帰宅は毎日10時前。それからまだ持って帰ってきた書類に目を通したり、今日の記録を書いたりの日々が続いています。
学校の教師という仕事には「これで終わり」というものがありません。明日の授業についても「自分がこれでやっていけるかどうか、納得できるかどうか」だけが仕事を終わらせる基準となっています。
そんな中、たくさんの仕事を請け負い、自分の学級の事もしなければならない妻は毎晩遅くまで学校に残り、さらに仕事を持って帰って「風呂上り」に机に向かっていることもあります。
「いい加減でいいではないか」とは思いませんが、どんどん人の困っていることにまで首を突っ込んで、自゛糞で自分の首を絞めているような状況になっています。それが、家庭での会話を減らし、子供との会話を減らし、書類を広げたまま明け方まで電気をつけたままリビングで寝てしまっているという状況になっています。
これでは「夫婦生活」どころか「日々の会話」さえもきちんとできず、お互いに行き違いの日々が続いているのか現状です。
本当ならばもう「自分のやりたいことを思いっきりやる」状態にしてしまった方がお互いに楽になると思うのです。仕事に夢中になる母の姿を見て子供たちも大きくなってきました。それなりの理解もあると思います。一緒に何かを作り上げることができず、食事も、日々の生活のあれこれもみんな「自分の都合のいい時間にする」というような生活を続けていても、ただもめごとが増えるだけなのではないかと今は思っています。