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私は神経質で夫は鈍感、まったく正反対の性格
1、 女性ですか?男性ですか?
女性
2、現在の年齢はおいくつですか?
58歳です。
3、結婚したのは何歳ですか?
28歳のときです。
4、お子さんは何人いましたか?
いませんでした。
5、結婚して何年目に離婚しましたか?
4年目です。
6、 離婚の一番の原因は何でしたか?
両親に結婚を反対され、私が不眠からうつ病になったことです。
7、 どのような離婚形態でしたか?
協議離婚
8、 弁護士さんなど、法律の専門家に相談しましたか?
相談はしませんでした。
9、 あなたの離婚体験談をお願いします。
まず、私と夫の結婚は私の両親から大反対されました。
理由は家柄・学歴に差があることや夫が礼儀をわきまえていないと両親が判断したからでした。
私は、両親が反対を押し切って結婚してしまいました。
でも、この反対があったころから悩んで不眠症になり、うつ病になる要因を作っていたと思います。
また、私は実家から職場に通っていたので、2人の付き合いに毎日直接いろいろなことを言われ、あまり夫に会うことができませんでした。
だから、夫の性格などをよく知らないまま結婚してしまったと思います。
もし、両親の反対がなければ結婚していなかったかもしれません。
結婚後も私の不眠は続きました。
特に夫と同じ部屋で寝ていると、いびきや気配などが気になってよけいに寝つけなかったので、夫に夫婦別室にしてほしいと頼みました。
ところが、夫はとてもよく眠る人で、不眠症のつらさなど全然知らず、なかなか理解してくれなかったのです。
私は神経質で夫は鈍感、まったく正反対の性格でした。
日常的にも夫の無神経にいらだつことがよくありましたが、新婚の遠慮から何も言うことができず、私のストレスはたまっていきました。
そうして、不眠もひどく、精神状態がだんだん不安定になり、私は何とか続けていた仕事が負担になったので退職してしまったのです。
仕事を辞めたら精神的にも肉体的にも楽になるかなと期待していたのですが、そうではありませんでした。
昼間一人でいたら、何をしていいかわからず、また何をしても楽しくなく、どんどん落ち込んでいきました。そのころはもう完全なうつ病だったと思います。
でも、夫は相変わらす私のつらさをわかってくれなかったし、わかろうともしてくれませんでした。
私は、自分の性格では、心身ともに健康で楽観的な夫とは一緒に暮らしていけない、ともにいるとよけいにつらくなると思い、離婚を決意しました。
離婚しても、うつ病はすぐには治りませんでしたが、時間をかけてゆっくりと回復していきました。
私にとってはある意味、地獄のような生活だったので、離婚してよかったのだと思っています。
子どもがいなかったのも幸いでした。