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数年前に離婚を経験しました。今は独り身です。
当時は、妻と子供2人がいましたが、離婚後は妻が子供を引き取り、私は養育費を毎月4万円づつ支払っています。
離婚をしたキッカケは、私の事業の失敗でした。
10年前に会社を辞め、イベント関係の会社を始めました。
友人と一緒に会社を立ち会げ、数年間は以前のお付き合いのあった企業からイベントや講演会、研修旅行等の仕事をいただき、順風満帆でした。
ところがリーマンショック以降、売り上げが落ち込み、なかなか回復できないまま、倒産というかたちになってしまいました。

当初は銀行からの借り入れでなんとか会社を回していましたが、
それもできなくなり消費者金融系の借金に手を出してしまい、結局は会社は倒産。自分は自己破産をするしかありませんでした。
そんなとき、自分の財産と家族をどうすれば良いか、弁護士に相談にいきました。
私が自己破産をしたことにより、負債はなくなりましたが、
世間体のことを考えると偽装とまではいきませんが、別れて別々に暮らす方がいいかと思いました。
また、それによって、火の粉が家族に降りかかることもなくなるので、その場合、どうすれば良いか弁護士に相談をしたのです。

そこで弁護士にアドバイスを受け、倒産寸前では偽装離婚になってしまうため、ある程度前に離婚をすること。
あまり大きな財産を贈与しないことなど、いくつかアドバイスを受けました。
離婚の手続きを始め、1年後に倒産、自己破産をしました。
そのため偽装離婚にはならず、無事成功し、少しは財産を残すことができたと思っています。
たまに、妻と子供に会って食事をしたりしますが、普通の生活を送ることができているようです。
私はその後、地元の会社に就職をしたものの転勤となり、
元の住まいからは遠くなってしまいましたが、いろいろと勉強をさせてもらいました。
また、いい経験をさせてもらったと思っています。弁護士の先生にも感謝をしています。

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