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離婚問題で泥沼化した時の出来事です。
当事者間の話し合いでは解決が難しいと判断し、法テラスへ相談に行きました。
実際法テラスがどういう仕組みなのかもわかりませんでしたが、
弁護士をどこで探せばよいのかわからなかったのでとりあえず法テラスへ相談してみようと思ったのです。

まずは無料相談と審査を受け、一人の弁護士と契約を結びました。
そして、後日その担当弁護士の事務所に話をしに行きました。
40代くらいの女性弁護士で、少し冷たい印象はありましたが、ハキハキしていて頼りがいがありそうだと思いました。
ところが実際はとんでもなく仕事のできない弁護士でした。

離婚調停を起こすために用意した資料や書類を渡したところまでは良かったのですが、その後がめちゃくちゃでした。
相手が他県に住んでいるため、相手の居住地の裁判所に提出しなくてはいけないと自分で説明していたにも関わらず、
なぜか私の居住地の裁判所に資料を提出していたのです。
いつまでたっても調停開始の連絡が来ないので不安になり弁護士に連絡をして発覚しました。
相手の居住地に提出しなくてはいけないことはわかっていたが、
自分が忙しいので、こちらの裁判所で調停が起こせたら良いなあと思ってダメ元で提出したというのです。
お詫びの一言もなく、再度提出し直したので調停開始はあと2~3か月先になりますと事務的に言われてびっくりしました。
その間のこちらの生活などは一切気にしていない様子に怒りがこみ上げましたが、
怒っても何も変わらないのでとにかく早く始めてほしいとだけ伝えました。

相手に会いたくなかったので調停開始後は弁護士に代理をお願いしていたのですが、こちらも酷いものでした。
一度目の話し合い結果の報告を聞きに事務所に行ったのですが、事前打ち合わせの内容が何一つ通っていません。
相手はこう言っていますと報告を受けるだけで、次回は相手の言い分に対してどうしたいか聞かれるのみです。
最初からすんなりまとまるとは思っていませんでしたが、ここまで何の進展もしないとは驚きでした。
何度か調停を重ね、報告、打ち合わせを繰り返しましたが、そのたびに相手はこう言っていますと言われるのみです。

そのうちにこの弁護士には解決能力もコミュニケーション能力もないのではないかと不信感を抱くようになり、
任せたくなくなった時点で契約を破棄しました。
離婚調停の結末は、私が折れて調停を取り下げるという形です。
それでも依頼時に支払ったお金は戻ってこないのが納得いきませんでした。

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