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慰謝料というのは離婚に伴い必ずもらえるものと思わない方が良いでしょう。
特に自立した女性であったり、自立できることを目的とした離婚の場合はかなり難しいですし、
離婚する相手の今後の収入についても現実的に考えなくてはなりません。

私の場合は共働きでどちらが家計を負担しているとは言えない状態でした。
むしろ妻である私の方が稼ぎは良かったくらいで、若干申し訳ないところもあったくらいです。
結婚当初は互いに喧嘩もなく友人たちからも羨まれるような仲の良い夫婦ですが、その分冷え込むのも急速でした。
どちらからともなく無視をしたり共同生活を送っているのに会話がなくなるようなことがあるくらいでした。
何度か話し合いをお互いにやろうとしましたが、私は会社の忙しさから、旦那の方は何かプライドが邪魔してか話し合いは2人ではうまく進みませんでした。

私が友人たちに相談すると割とさばさばと離婚を勧められることがだんだん増えていき、なんとなくその気になっていきました。
子供がいなかったのも大きいでしょう。
ふとした拍子に夫に離婚を申し出てみるとあっさりと承諾されてしまいました、私が拍子抜けしてしまったくらいです。
しかし問題は離婚したあとのことです。私は当然のことながら慰謝料をもらえるものと思っていました。
お互いにすれ違いがあったとはいえ、離婚する限りは経済力が現実はどうであれ、弱い方の女性側に男性はお金を支払うものと思っていたのです。
しかし旦那はそもそも稼ぎもたくさんあるんだし、払う必要はないの一点張りでした。

私の方が我慢できず、職場近くの無料法律相談のできる法律事務所で相談したのですが、結果厳しい指摘を受けました。
慰謝料は何か苦痛を受けたことを客観的に証明できるときに支払いが期待できるもの、
離婚後に支払うのは一般的に養育費などだが子供もおらず経済的に支援なしでも十分やっていける場合、
もらえる期待値は低いことを言われました。必ず慰謝料が貰える状況で離婚した方が得だと思っていた私がバカでした。

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